地域・環境・家族にとって最良であるために。自然とともに暮らす心豊かな木の家づくり。
それは、利便の鎧を着た家ではなく、光や風とともに暮らす木の家。近くの山から伐りだした木をはじめとする自然素材、太陽熱などの自然エネルギー、地域の気候・風土に合った設計、伝統的な匠の技を活かすことで、人と環境にとって最良の住まいを追求している。同社の思想に共感してオーダーする顧客だけに、竣工後の満足度も高いという。
代表取締役
吉瀬 融さん
| 株式会社コアー建築工房 | |
| 〒599-8247 堺市中区東山593番地 |
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| TEL | 072-239-2880 |
| 創業 | 平成元年 7月 |
| 資本金 | 6,000万円 |
| 従業員 | 23名 |
| http://www.woodlife-core.co.jp | |
コアー建築工房の思想を込めた本社屋
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| 施工例 自然を活かし、自然とともに暮らす工夫が随所に |
日本の四季と地域を考慮した自然の光と風を受け入れる家。
快適を求めるばかりに、日本人がすっかり忘れてしまった自然とともに生きる知恵。その傾向が顕著に見られるのが住宅だ。自然を取り入れた建築を謳うメーカーは増えているが、コアー建築工房の吉瀬社長は「利便と自然は相反するものだと思います。多くの建築会社が言うところの利便と自然の融合には、どうしても矛盾を感じますね」と、昨今のブームに疑問を呈する。「建築屋が風や太陽を忘れてしまった」とも。自然とともに暮らすなら、地域や季節によって異なる風の流れ、夏と冬で高さの異なる太陽など、四季を考慮した家でなければならない。そのためには家の内と外を閉ざすのではなく、自然の光と風を受け入れる家。そこに家族のコミュニケーションと、子どもたちにとって最良の教育環境が生まれると吉瀬社長は考えている。
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家造りをはじめ環境への貢献をさまざまな形で実践中。
吉瀬社長は大手住宅メーカーを退社して独立。当初は一般的な注文住宅を手掛けていたが、約10年前に太陽熱を利用した床暖房を取り扱うようになったことがきっかけで、自然の大切さに気づいた。「家の変化とともに、五感を含め、私たちはたくさんのものをなくしました。だから、これを復活する方法論も家にある気がします」。コアー建築工房がめざしたのは、国産材を中心とした自然素材と、匠の技を使う昔ながらの家づくりだ。国産材の中でも、堺市に近い吉野・紀州の杉を使う地産地消もこだわりのひとつ。川下である堺と川上の山を結びつけること、山を放置せず循環させることで、環境保全にも貢献したい。そのためには、ユーザーに国産材を使うことの意義や、自然と住まう不便さを楽しむ暮らしを理解してもらわなければならない。そこで吉瀬社長は、自ら講師になって5回シリーズの「住まいの講座」を実施。その他、森林ツアーを実施したり、環境を考える人々が気軽に集える「エコヴィレッジ・コアー」を設けたりと、ユーザーといっしょに家づくりを考える機会を設けている。また新築したユーザー宅訪問を15分番組にし、ケーブルテレビで1日3回・月14日間放映。番組を通じて、同社の考え方に共感したというユーザーも多い。環境保全と地域貢献をめざし、NPO法人の「環境共棲住宅 地球の会」「堺エコネットワーク協議会」にも参加。ISO14001取得や社長が率先しての地域のボランイティア活動によって、全社員が環境意識を高めている。現在、年に40棟の注文住宅を安定して建築。「他社と価格競争をしてまで注文は取りません。無理しても、お客様にもう一社の残像が残るだけ」と、あくまでも同社の考えに共感してくれたユーザーとともにつくる家にこだわっている。


