お客様サイドで考える安心でローコストで効果的な処理を提案。重金属の不溶出化処理剤も独自に開発。
廃棄物に頭を悩ましているあらゆる企業に、汚染環境の無害化プランを提案。汚水処理や汚染土壌の浄化を行う他、製鋼ダスト、焼却ばいじん等、あらゆる有害金属の無害安定化処理剤、焼却灰などをリサイクル材として再生する処理剤などの開発を手掛ける。処理剤を活かした適切な処理方法の提案・指導など、コンサルティング業務にも力を入れている。
代表取締役社長
芳谷輝一さん
| フジコウヨウ株式会社 | |
| 〒592-8347 堺市西区浜寺諏訪森町西2-197-1 |
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| TEL | 072-263-9725 |
| 創業 | 昭和 50年 12月 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 従業員 | 7名 |
| http://www.fujikoyo.jp | |
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| 公害工場路地土壌改良事業(枚方市企業団地内) |
分析調査から薬剤の処方、安定化処理まで浄化プロセスの全てに技術力を発揮。
現代社会は、産業活動が複雑化するにつれ、多種多様な廃棄物を生み出している。廃棄物の適正処理は、環境を守る上で非常に重要なことだ。フジコウヨウは、さまざまな企業が抱える問題に、ニーズに応じた汚染環境無害化プランを提案。同時に薬剤の開発も手掛けている。そのひとつである「HM(ヘビーメタル)薬剤」は、有害重金属(鉛、カドミウム、六価クロム、ヒ素など)やシアン等を含む汚泥、ゴミ焼却場のばいじん、燃え殻、鉱さいなどを不溶出化する処理薬剤である。対象となる物質や土壌、廃水、性状により最適な処方、調整を行ってから使用する。同じ業種、同じ事業所であっても、汚染物質は千差万別。その都度、調合を変えていかなければならない。HM薬剤は、液状で取り扱いが容易な上、大がかりな設備は不要。処理されたものは二次公害を起こさない。しかも少量の添加で処理でき、コストを抑えられるのが最大のメリットである。1トンあたりの処理にかかる薬剤コストは、1200円から2000円だという当然のことながら低コストで効果的な処理を求める企業は多く、全国から相談を受けている。同社では、汚染物質の分析調査から、適切な処理剤の選択、処理方法の指導まで徹底してサポートする。最終的に、搬入物基準の厳しい行政処分場、管理レベルの低い受入単価の安価な処分場への持ち込み、埋め立て処理、並びにリサイクルし再資源化を可能にし、場合によっては現場に封じ込め、工場内処理まで行う。汚染土壌処理だけでなく、廃水処理装置の設計・製造、プラント設備の設計・施工といった浄化事業全体を受けている。
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今後は、リサイクルにも処理剤を有効活用
同社は、平成3年に大阪府産業廃棄物処理公社の委託で、有害金属無害化処理の研究開発と処理マニュアル作成業務を行い、完成合格証を受領した。同社の処理技術の高さを裏付けるものであり、自治体から依頼を受けた工場跡地の浄化など、多数の実績を重ねている。「汚染土壌地は価値がない」と言われ、社会問題になったこともある。しかし、芳谷社長は「不可能なことはない。もっと前向きに考えて、汚染土壌をよみがえらせよう」と話す。HM薬剤の完成に伴い、芳谷社長は、大阪をはじめ全国各地で開催される環境関連セミナーなどで、積極的に講演を行っている。安価で効果的な汚染処理のノウハウは、高い関心を集めている。さらに今後は、最終処分に依存していた燃え殻。焼却灰などのリサイクルにも産業界の発展と地球環境保護のために、循環型社会形成に貢献するため、処理剤を有効活用していく考えだ。「こちらから営業できる仕事ではないだけに難しい面もあるが、熱意を持って環境事業に取り組んでいきたい」と意欲を見せる。


