日本一のカーペット総合メーカーを目標に最先端の生産設備を駆使して業界をリード。
「ニッタン」の名で知られるカーペットの総合メーカー。明治7年に泉州の地場産業である綿布業からスタートし、昭和30年からカーペット製造に着手した。以来、ホテルや公共施設のデザインカーペットや、オフィスのタイルカーペットなど、常に時代が求めるカーペットを提供し続けている。
代表取締役社長
池崎博之さん
| 日本絨氈株式会社 | |
| 〒592-8352 堺市西区築港浜寺西町8番12 |
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| TEL | 072-268-0020 |
| 創業 | 明治 7年 |
| 資本金 | 18,720万円 |
| 従業員 | 100名 |
| http://www.japancarpet.com | |
日本絨氈株式会社 社屋
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| タイルカーペットのパッキング加工機 |
高効率の生産ラインによるタイルカーペットが好調。
エンドユーザーが「ニッタン」の名を目にする機会は少ないが、同社のOEM(相手先ブランド)製品はオフィスから公共施設、家庭に至るまで行き渡っており、生活の中に深く浸透している。製品ラインナップも、デザインカーペット、タイルカーペット、ラグ、玄関マット、カーマット、ホットカーペットと非常に広範囲。主な納入先のリストにも、日本有数のホテルなどがずらりと並ぶ。本格的なIT時代を迎えてからは、OA機器の配線を改善するタイルカーペットの売上が増加。「中国のタイルカーペットの需要も多く、年々輸出量が増えています。昨今は中国製品の輸入が盛んですが、当社は中国に負けないカーペットの品質と生産体制を誇っています」と、池崎社長は自信をのぞかせる。現在、タイルカーペットは同社売上の約5割を占めるようになり、業界シェアも全国2位に。好調を支える要因は、50年超もの間に培った経験とノウハウ、そして先進の生産システムだ。ポリプロピレン(PP)製の材料から色糸を作る紡糸機、タイルカーペットの加工から梱包、物流までをこなす一貫ラインは、生産の高速化と合理化を実現。池崎社長が「無人システム」と称する通り、広い工場内には作業員の姿が少なく、搬送にもロボットが活躍している。
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全天候型人工芝の開発など新たな分野にもチャレンジ。
時代の要請を察知し、新たな分野にチャレンジし続けている同社では、15年前から大手樹脂メーカーとともにスポーツ施設向けの人工芝を開発。人工芝は、入念な手入れを必要とする天然芝と異なり、メンテナンスコストが抑えられるだけでなく、耐久性に優れているため寿命が長い。さらに米国の大手化学会社と提携し、雨などによる抜糸を防ぐウレタンバッキング技術を導入。全天候型人工芝「ロングパイルウレタンバッキング」の商品化にこぎつけた。同社の人工芝はすでに全国の野球場やサッカーグラウンドで使用されているが、新たな商品でさらなる需要拡大が見込めるように。ハード面の充実だけでなく、デザインや風合いといったソフト面にも力を入れている同社。デザインや色を顧客に提案する際、「リアルシステム」という業界最先端のデザインシステムを活用している。これはコンピュータグラフィックを駆使してデザインしたカーペットを、風合いまで再現しながら原寸でプリントアウトするもの。これまでは試作品でプレゼンテーションを行っていたが、どうしても時間とコストがかかる。「リアルシステム」ならプレゼンまでの時間が短縮でき、仕上がりがイメージしやすい。顧客の要望もすばやく反映できる。同社は常に「社会になくてはならない企業」を目指してきた。「カーペットで日本一になりたい。そのために、もっともっと技術を蓄積したいですね」。高い目標を掲げる同社の挑戦は、まだまだ続く。


