大手国内5メーカーの測量機メンテナンスを高い技術でこなすスペシャリスト集団。
大手の測量機メーカーに勤務していた酒井社長が、測量機のメンテナンス会社を立ち上げたのは26歳の時。「いろんなメーカーの機械を扱ってみたい」という、エンジニアならではの好奇心が背中を押した。「つながる」願いを込めた社名の通り、さまざまな企業とのパートナーシップは今、世界へと広がっている。
代表取締役社長
酒井信幸さん
| 株式会社リンク | |
| 〒591-8033 堺市北区百舌鳥西之町2丁597番地2 |
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| TEL | 072-257-8730 |
| 創業 | 平成 5年 8月 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員 | 16名 |
| http://www.kklink.co.jp | |
株式会社リンク 社屋
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| クラックの測定機能が搭載された最新鋭のトータルステーション |
測量機の修理に特化した専門技術で信頼を獲得。
測量機には大きく分類して、水平を調べるレベル、角度を測るセオドライト、レーザービームとプリズムを利用して角度と距離を測るトータルステーションなどがある。これら測量機は、建築・土木工事に欠かせない機器であり、常に高い精度が要求され、寸分の誤差も許されない。ここで重要になるのが、測量機のメンテナンスだ。ところが三次元の測量データをコンピュータへ転送、CAD作成を可能にするトータルステーションをはじめ、高性能の測量機になると修理やメンテナンスが難しい。しかもメーカーによって、仕様はそれぞれ異なっている。現在、国内で流通している大手の測量機メーカーは5社。株式会社リンクは、その複雑・高度な製品の専門修理を一手に行っている。測量機の大半は販売店から持ち込まれるが、これも、どのメーカーの製品でも扱える同社ならでは。メーカーにすれば、ライバル会社の製品修理を行っている会社との取引は敬遠すると思われるが、株式会社リンクは5社の修理認定店として指定されており、信頼の厚さが伺われる。「低迷していた時期もありましたが、測量機に特化した技術を磨き、あきらめずに業務を継続してきたことが信頼につながったと思います」と、酒井社長は語る。
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海外メーカーとの取引や共同開発で可能性が拡大。
国内大手5メーカーの認定を得た今、目下の目標は販売店へ自社技術をアピールすること。さらに将来を見据えて、海外の測量機メーカーとの取引に向け、最終段階に入っているという。海外メーカーにとって日本は魅力的なマーケットだが、求められるクオリティも非常に高い。そこで株式会社リンクが、製品開発についてアドバイス。初期メンテナンスを行って、日本国内に流通させようという計画だ。「日本の規定に合った品質さえ確保できれば、安価な海外製品に対するニーズは必ずあると思います」。とはいえ、あくまでも販売には関わらず、測量機のメンテナンスに徹する姿勢は変わらない。また、ある国内メーカーとの共同開発による、コンクリートクラックの測定機能をプラスしたトータルステーションも完成。これまでは、どんな危険な場所であっても、足場を組んで作業員が現場でクラックを調べていた。事前に測定しても、工事に着手してから調査漏れのクラックが見つかることがあり、最新鋭のトータルステーションはこれらのロスを解消しまた、作業員の安全に貢献してくれる。開発事業への参画は、同社の高い技術力と信頼性の証明にもつながるだろう。数社の海外メーカーともパートナー契約を結んでおり、「海外の技術を学びたい」と意欲を見せる酒井社長。「お客様に喜んで頂ける様、地道に技術力を育ててゆき、世の中に役立つ会社にしたい」と、世界と積極的にリンクしている。


